ところで膀胱炎はなんで女性に多いのかって知ってる?
女性は尿道が短くて外からのバイキンが膀胱に入りやすいからなんだ。
女性の場合は特別な理由が無くても起きるんだけど一般的には、
1.過労、
2.陰部の清潔が保てないとき。
(普通男性は女性がお尻を拭くとき前から後ろに拭かなきゃいけないことなんか知らない!)
3.不潔な性行動(どんなんであろうか…)
なんかが書かれているけど、一般的には水分をたくさん取って、排尿を我慢しない。
あとはSEXしたあとはすぐにトイレにいく!!ことが膀胱炎にならない秘訣なようですね。
治療は抗生物質を飲めば大抵数日でよくなっちゃうけど、
むしろ心配なのは同じような症状でも悪性な疾患が有ることを知っていて欲しいんだ。
たとえば膀胱癌でも頻尿、残尿感、血尿が有って、これは抗生物質じゃ、もちろんなおらない。
だから膀胱炎といわれて薬を飲んでも良くならなかったら、
やっぱりちゃんとした泌尿器科に相談することが大切なんだね。
手後れになると大変だよ。
ちょっと難しくなるんですけど、尿失禁にはいくつかのタイプがあるんです。
A.腹圧性尿失禁
くしゃみや急に立ち上がったときにもれる。骨盤下筋群の締まりが悪い。
まずは体操と投薬。重傷のときは手術。(尿道吊り上げ術)
B.切迫性尿失禁
尿意が生じると我慢できずに漏れてしまう。膀胱が勝手に収縮してしまうんで、もれる。
治療は薬でかなり改善します。
C.溢流(いつりゅう)性尿失禁、奇異性尿失禁、OverFlow Incontinence(みんな同じ意味です)
尿が出ずらいくせに漏れる。英語のOverFlowというのがわかりやすいかな。
つまり、膀胱が一杯になって、溢れ出てくる状態です。
女性では神経因性膀胱(糖尿病などで神経がやられたときなど)で見られます。
治療は排尿状態の改善。手術など。
D.その他
トイレで排尿しなくちゃいけないことを理解できないボケ。トイレに行きたくても歩けない場合。
まあ、こんな人がホームページを見てるとは思えないですけど。
ちょっとわかりにくいし、適切な治療にはいくつかの検査が必要なので、
失禁が有るときは泌尿器科に相談するのが一番です。
治療に使う薬は市販はされていないと思いますし。
これは、中年以降の女性の外尿道口(つまり、尿の出口)に出来る腫瘍で、良性のものなんだ。
外尿道口のところに米粒大から小豆代くらいの大きさの表面がヌルっとしたできもので、
大抵は、症状が無くてほっと置いていいんだ。
(写真をお見せできれば解りやすいんだけど、二度とホームページを掲示できなくなりそうなので断念)
ただし、
* こすれて痛い場合
* 出血を繰り返す場合
* 大きくなって、排尿に邪魔な場合
なんかは、手術適応になるんです。
手術法は、局所麻酔か半身麻酔で数分で終わっちゃうんだよ。
ただ、手術後に尿の管を数日入れておかないとならないんだけどね。
心配なときは、泌尿器科に相談してみてください。